HSPついて詳しく知りたいと思っている方、そもそも本当に自分はHSP(敏感な人)なんだろうかと疑問に思っている方のために、おすすめの本をいくつかピックアップして紹介したいと思います。
この記事を読むメリット
・数ある書籍の中からおすすめの本がわかる
一度検索してみるとわかると思うのですが、意外とHSP(敏感な人、繊細さん、といった表記をされることもあります)に関連した書籍というものはたくさんあります。
なので個人的におすすめできる、と思った本をピックアップしてお伝えしたいと思います。
HSPに関連した書籍を読むメリット
そもそもHSPに関連した書籍を読むメリットは何かというと、関連書籍を読むことでHSPに関する知識が深まるのはもちろんのこと、書籍によってはHSPかどうかをチェックするためのチェックリストがあります。
また、日常における対処法や困ったときの解決法、HSPの強みを生かすにはどうしたらよいか、など生きていくうえで必要な知恵をたくさん得ることができます。
HSPにおすすめの本5冊 内容・おすすめのポイント
1.「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
著者:武田 友紀
著者自身がHSP専門のカウンセラーであり、HSPのことを著者なりに親しみを込めて「繊細さん」と呼んでいます。
こちらの本には、繊細さんと非繊細さんとの違い、繊細さんの性質、日常生活を送るうえで役に立つテクニックなど、社会を生きていくうえでのヒントがたくさん詰まっています。
HSPという言葉が気になるけど、どれを選べばいいのかわからない、という方に「とりあえずの一冊」としておすすめできる本です。
ぜひ一度目を通してみてはいかがでしょうか。
2.敏感すぎる私の活かし方 高感度から才能を引き出す発想術
著者:エレイン・N・アーロン
こちらの本は、HSP(とても敏感な人)という言葉・概念を提唱したエレイン・N・アーロン氏自身が書かれた本です。
心理学者である著者のHSPへの実験結果や、HSPの人々へのインタビューなどこの著者だからこそ得ることのできる情報を通してこれまでの人生を振り返り、「敏感である」ことを弱点ではなく強みとして捉え直すための実践的なワークがあります。
HSPの人に多いであろう、「内気」が思い込みであること。また、HSPの7割ほどが内向的であることに対し、内向性を恥じることはまったくないことを教えてくれました。
学術的な内容のHSPに関連した書籍を読みたい方にお勧めの一冊です。
3.HSPと不安障害「生きているだけで不安」なあなたを救う方法
著者:高田 明和
HSPの人が不安を感じやすいという点に焦点を当て、また不安障害の人と重なる点が多くどちらともいえない人が多いことから、両者を含んだタイトルとなっています。
主に自分の不安の傾向を知り、どう生かしコントロールしていくかを学ぶことに重きを置いています。
不安でしょうがない、不安なことばかりで生きづらいという方にお勧めの一冊です。
本書では、お金の不安、パートナーへの不安、仕事場での人間関係での不安など様々な不安の例をとり上げているのでどれか一つは自分に重なる点があるのではないでしょうか。
4.敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本
著者:長沼 睦雄
ケース別に敏感な人が遭遇しやすい困りごと、悩みなどをとりあげてどう対処したらよいかを教えてくれます。
数多くのシチュエーションがとりあげられているので、あなたの悩みと一致したシチュエーションが一つは見つかるのではないでしょうか。
対処の仕方をひと通り網羅したい方におすすめです。
5.繊細な人の子ことが折れない働き方 ネガティブ沼から抜け出し、自分らしく働くために
産業医である著者がHSPの人が楽に働くためのアドバイスを教えてくれます。
HSPの人が働くうえで抱えがちな悩みや対処の仕方から刺激を減らす方法などなど。
役に立ちそうな情報が多くありますので仕事に関して悩んでいる方におすすめの本ではないでしょうか。
「仕事場で心が折れそう…」という方は一度目を通してみるといいかもしれません。
ピックアップした本以外にも
いかがでしたでしょうか?
上記の5冊以外にもHSPに関連した書籍は世の中にたくさんあります。
とりあえずの5冊をあげはしましたが、もちろん他にもあなたの参考になる書籍は山ほどあるでしょう。
気の向くままHSPに関連した本を手にとって読んでみるのもいいかもしれません。
きっとあなたに必要な知識と知恵を与えてくれ、力になってくれます。
この記事を読んでくださったあなたの人生が少しでも楽になることを願って。

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